「暮しの手帖」という雑誌は、読者層という意味でのターゲットには、ぼくはかすりもしないけれども、この本は編集長・松浦弥太郎氏の思いと力のこもったエッセイ集だと捉えている。松浦氏が「暮しの手帖」に書いてきた文章をまとめたもの。編集後記とも言うべき「編集者の手帖」、連載エッセイ「こんにちはさようなら」、そして定期購読の付録「編集長日記」の3本立て。選びに選んだ、シンプルに響いた文章の、以下引用をいつものようにシェアします。
よく働き、よく遊び、おいしいものを食べて、大いに笑い、分かち合い、感謝をし、早く寝て、早く起きること。すなわち、今日もていねいに。

「マリーさん、どうして毎日、敷地を散歩しているの?」そう訊くと「歩くことは人間の頭を新しくするのよ」と、いとも簡単に答えた。

いつか何かで読んで、これは覚えておこうと思ったメモがある。それは個人がこれからの時代に社会から求められるポイントである。受け売りだが書いてみる。
まずは「独自の専門分野を持つ」。次に「時間の管理能力を持つ」。そして「明確な信念と価値観を持つ」「社会の変化を読み、適応できる能力を持つ」「最新のツールを使いこなす」「信頼される」「目標を明確にする」。この七つを常に自分に問い続けること、すなわち勉強。とにかく勉強である。

僕は毎朝五時に起き、一時間のランニングをし、九時には仕事をはじめ五時三十分に終える。七時には、家族と夕食をとり、九時から一時間勉強する。十時には寝る。お酒は乾杯の一杯のみ。煙草は吸わない。土日は朝から晩までたっぷりと遊ぶ。テレビは見ない。友だちとは平日のランチタイムに会うようにしている。

自分が原因のことは、謙虚になってまずは心持ちなり態度なりを改める。

3番目の引用の、「7つのポイント」はそのまんまいただき、である。
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暮しの手帖日記
松浦弥太郎
暮しの手帖社
2012-09-22